証券口座は開設だけして使わなくても大丈夫?入金・取引しない場合を確認

証券口座を比較していると、

「SBI証券と楽天証券の両方を作ってから決めたい」

「まだ株を買うつもりはないけれど、口座だけ先に作っておきたい」

ということがあります。

そこで気になるのが、

口座を作ったらすぐ入金しないといけないのか。

一度も取引しなくても大丈夫なのか。

使わないままでも維持費がかからないのか。

という点です。

結論からいうと、主要ネット証券の総合口座は、開設だけして入金・取引をしなくても基本的に問題ありません。

SBI証券は口座開設費・口座管理料を無料としています。

楽天証券も口座開設料・口座管理料・口座維持料は無料です。

松井証券やマネックス証券でも、口座を作っただけで維持費が発生する仕組みではありません。

そのため、

口座開設
→まだ入金しない
→投資するものが決まったら使う

という進め方もできます。

ただし、NISA口座まで同時に作る場合だけは別に考えたほうがよい点があります。

証券口座を作ったらすぐ入金する必要はない

証券口座を開設したからといって、すぐにお金を入れなければならないわけではありません。

楽天証券の案内でも、

口座開設
↓
入金
↓
商品を選ぶ
↓
購入

という別々の手順になっています。

つまり、口座開設と入金は別です。

まず口座だけ用意しておき、

買いたい商品が決まってから入金する

という使い方ができます。

入金残高0円のままでも口座維持費はかからない

たとえば、

SBI証券を作った。

楽天証券も作った。

どちらにもまだ入金していない。

という状態です。

SBI証券は口座開設費用・口座管理料を無料としています。

楽天証券も商品・口座種類にかかわらず口座維持管理手数料は無料と案内しています。

そのため、総合口座を開設して残高0円のまま置いておいたからといって、毎月維持費が引かれるというものではありません。

「使うかまだ分からないから、口座を作るだけでも料金がかかるのでは」と心配する必要性は低いでしょう。

一度も株を買わなくても問題ない

口座を開設した後、

結局投資しなかった。

半年後まで何も買わなかった。

という場合もあります。

通常の証券総合口座なら、取引を行わなかったこと自体に手数料がかかるわけではありません。

マネックス証券も、口座開設・維持費を無料と明記しています。

つまり、

「口座を開設した以上、何か1回は買わないといけない」

ということではありません。

投資するかどうかは、口座開設後に判断できます。

SBI証券と楽天証券を両方作ってから決めてもいい?

通常の証券総合口座なら、複数の証券会社に開設できます。

そのため、

SBI証券。

楽天証券。

松井証券。

など複数口座を持つこと自体はできます。

実際にログインして、

画面。

アプリ。

商品。

設定。

を確認してから、主に使う証券会社を決める方法もあります。

ただし、口座数が増えると、

ID・パスワード。

登録メール。

本人情報。

セキュリティ設定。

など管理対象も増えます。

無料だから何社でも作る、ではなく、候補を2社程度まで絞ってから開設するほうが管理はしやすいでしょう。

使わない口座にお金を入れておく必要もない

「いつか使うかもしれないから、とりあえず10万円入れておこう」

とする必要もありません。

使う予定がないなら、残高0円のままでも構いません。

実際に買いたい銘柄や投資信託が決まってから、

銀行から入金。

クレカ積立を設定。

銀行引落を設定。

などを行えばよいでしょう。

口座開設と投資開始を同じ日に行う必要はありません。

ただし積立設定をしたら自動で買付される

注意したいのは、

口座を作っただけ

と、

積立設定までした

では状態が違うことです。

投資信託の積立。

クレカ積立。

国内株積立。

などを設定すれば、指定した条件に従って自動買付が行われます。

「まだ投資するつもりはない」という人は、口座開設だけにして積立設定までは行わないようにします。

楽天証券の口座解約案内でも、積立設定が残っている場合は解除が必要とされています。

口座を作るだけなら何も買われませんが、自分で積立設定をすれば別です。

使わなくても登録情報は更新しておく

取引しないからといって、口座の存在を完全に忘れるのはおすすめしません。

住所。

電話番号。

メールアドレス。

などが変わった場合は、証券会社へ変更手続きを行います。

松井証券も、取引を行わない場合でも定期的にログインし、重要な連絡を確認するよう案内しています。

長期間使わない口座ほど、

ログインできるか。

登録メールが現在も使えるか。

二要素認証などのセキュリティ設定に問題がないか。

を時々確認しておくと安心です。

「使わないなら解約しなければいけない」わけではない

口座維持費が無料なら、

今は使わない。

でも将来使う可能性がある。

という理由で口座を残しておくこともできます。

逆に、

もう絶対に使わない。

ログイン情報を管理する口座を減らしたい。

という場合は解約できます。

楽天証券では、残高や積立設定などを整理したうえで総合口座の解約手続きを行う仕組みになっています。

つまり、

使わないなら解約が必須

ではなく、

今後使う可能性と管理の手間

で決めればよいでしょう。

NISA口座だけは「とりあえず複数作る」ができない

ここは通常の証券口座と分けて考えます。

通常の証券総合口座なら、SBI証券と楽天証券の両方に持つことができます。

しかしNISA口座は、1人につき1つの金融機関で利用する制度です。

金融機関は年単位で変更できますが、

SBI証券でつみたて投資枠。

楽天証券で成長投資枠。

というように同じ年のNISAを2社へ分けることはできません。

そのため、

「SBIと楽天のどちらにするか分からないから、総合口座だけ両方作る」

のはできますが、

NISAをどちらで使うかは別に決める

必要があります。

NISAをまだ使わないなら急いで決めなくてもいい

証券総合口座だけ先に2社作り、

画面やサービスを確認。

その後にNISAを使う会社を決める。

という順番もできます。

特に、

SBI証券と楽天証券のクレカ積立で迷う。

1株投資まで使うか分からない。

という段階なら、通常口座の開設とNISA金融機関の最終決定を切り離して考える方法があります。

ただし、各社のキャンペーンや同時申込み条件などを利用する場合は、申込み時点の条件を確認してください。

口座だけ先に作る意味がある人

次のような人なら、開設だけ先に済ませる意味があります。

  • SBI証券と楽天証券でまだ迷っている
  • 実際の画面やアプリも確認して決めたい
  • 将来株を買う予定はあるが銘柄が決まっていない
  • 株価が下がったときにすぐ買える状態だけ作っておきたい
  • 口座開設手続きを先に終わらせておきたい

この場合は、入金せず口座だけ用意しておくことができます。

急いで口座を増やさなくてもいい人

一方、

投資を始める予定自体がまだない。

何のためにその証券会社を使うか決まっていない。

候補が5社、10社ある。

という場合は、先に比較してからでも遅くありません。

口座維持費が無料でも、ログイン情報や本人情報を管理する口座は増えます。

無料だから作るのではなく、

使う可能性がある証券会社だけ開設する

ほうが管理は簡単です。

結論|総合口座は開設だけでも大丈夫、NISAだけは別に考える

主要ネット証券では、証券総合口座の開設費・維持費は基本的に無料です。

そのため、

口座を作る。

まだ入金しない。

何も取引しない。

という状態でも通常は問題ありません。

SBI証券と楽天証券の両方に総合口座を作り、後から主に使うほうを決めることもできます。

ただし、NISAは別です。

NISAは1人1金融機関で利用するため、

総合口座は複数作れるが、NISAを使う証券会社は選ぶ必要がある

と覚えておくと分かりやすいでしょう。

また、使わない口座でも登録情報やセキュリティに関する連絡は確認します。

「口座を作ったら投資しなければいけない」わけではありません。

迷っているなら、

まず口座だけ用意し、入金・取引は自分の判断が固まってから

でも構いません。

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SBI証券と楽天証券のどちらも候補に残っているなら、総合口座を複数持つこと自体ではなく、NISAをどちらで使うかを先に判断します。

NISA以外なら、2口座を目的別に使い分ける方法もあります。

出典

SBI証券|口座開設にかかる費用や口座管理料は?、楽天証券|その他の手数料・費用、楽天証券|口座開設から出金まで、松井証券|口座開設基準(個人)、マネックス証券|口座の開設や管理に費用はかかりますか?、金融庁|NISAを利用するには

この記事は、2026年8月時点の金融庁・各証券会社の公開情報をもとに作成しています。